頑張っているみんなを後ろから支えたい
基本的な業務は、来店されるお客様の対応などの受付業務と、営業スタッフの仕事のサポート全般です。中央店は、土日の来客が席がすべて埋まるほどとても多いので、そういう時こそ私たち営業アシスタントの腕のみせどころなんです。入社後すぐに守口店の営業アシスタントを担当し、その後、１年間だけキャリアアップのために営業職を経験しました。営業が不在の時は当時の経験が活きるので、私が代わりにお客様との商談を進めたりもしています。
実は自分の性格を考えると部活のマネージャーのようなサポート役が向いていると思っていて。グイグイと前に出て何かしたいというよりは、みんなが頑張っているのを後ろから支えたい。だから、営業業務も理解しておいた方がきっと役に立てられると思って、営業スキルを身につけようと１年間だけ営業職を経験したんですね。結果、いま営業のサポートができているように思います。
営業アシスタントは、
会社の“顔”となる存在
私たち営業アシスタントは、お客様だけでなく、業者の方や他店舗のスタッフなど、さまざまな方がお店に入って最初に出会う窓口であり、会社の“顔”として見られる立場です。だからこそいつも私は、笑顔を絶やさず接客するように心がけています。昔から自然と笑顔になれるのと、怖いものなしの性格が私の強み。どんなお客様がいらっしゃっても物怖じしないですし、私と一緒にいるとつられて笑ってしまうと、お客様やスタッフによく言われるんですよ。
私が働いている中央店は特にお客様の数も多くて、忙しいことが多いんです。ノーアポイントでお客様がいらっしゃることもありますし、商談中に別のお客様が来てしまうことも多々あります。そんな時は、営業経験のある私が、商談から受注、納車までの工程を理解してフォローにまわって、臨機応変に営業スタッフへつなげる役割を担当します。お客様からの質問や要望などにも直接応えることができることも多いので、とてもやりがいを感じますね。
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アシスタントというよりプロデューサー。
店内をすべて把握しサポートします。
自分がメインになるのではなく、誰かのサポートに徹して働きたいと漠然と考えていた時、大阪トヨペットに営業アシスタントという職種があるとことを知りました。もともと自動車業界の受付には憧れがあったので、思いきって会社説明会に参加したのですが、想像した以上の親しみやすい印象に惹かれ、自動車の知識がまったくなかったこの業界に飛び込みました。主な仕事は多忙な営業スタッフのフォロー。加えてショールームでの電話対応、受付業務、商談、査定、試乗などで、営業アシスタントの業務は多岐にわたります。そして何より営業スタッフが動きやすいように先手先手を考えるビジネスの導線づくりと、きめ細かなアフターフォローが求められます。また、営業アシスタントはご来店されたお客様を最初に応対しますので、営業スタッフの動きをしっかりと把握しながら、つなぐべきお客様なのか、営業アシスタントだけで対応すべきお客様なのか、それを見極めることも大切な業務のひとつとなります。
１年間の営業経験で
自動車販売の喜びと厳しさを知る。
お客様にとっては、営業スタッフも営業アシスタントも同じトヨタの人間なので、まったく同じ質問をしてこられます。お客様がご来店された時に営業が不在であれば、営業が戻るまでの間、営業アシスタントが商談や見積を代わりに行うので、基本のスキルは営業スタッフと同等のものが求められます。そのため、大阪トヨペットではどの部署に配属されても、最低1年間は営業部門を経験しなくてはなりません。私の場合は入社3年目に1年間、営業スタッフの仕事を経験し、営業スタッフとしての話し方や立ち居振る舞い、書類の書き方などを身につけました。少し大変ですが、自分がサポートしている営業という仕事の喜びと厳しさを知ることができるので、その後の業務に大変役立ちます。中には営業能力を開花させそのまま転属する人もいます。実は私、こう見えてもその１年で20台も契約していただいたのですよ（笑）。
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お客様との長いおつきあいを
縁の下から支えています。
学生時代の本屋のアルバイトで好きになった接客業に限って就職活動を行っていました。自動車販売は１台を売るだけではなく、その先もずっとお客様と関わっていけるところに惹かれてこの仕事を選びました。特に大阪トヨペットは、西日本最大のトヨタ系ディーラーであり、業績も好調だったので将来的にも安心だと感じました。営業アシスタントを選んだ理由は、元々自分が矢面に立って何かをするタイプではなかったので、営業スタッフをサポートする縁の下の力持ちのような仕事にとても魅力を感じたからです。日々の仕事内容は、お客様のお出迎えからお見送りまでのすべて。受付業務、事務作業、呈茶をはじめ、セールスコンサルタントが不在の場合はお客様に車両のスペック説明なども行いますが、本当にさまざまなタイプのお客様がいらっしゃいますので、それぞれの好みに合わせた的確な対応が求められます。
クリエイティビティが求められる
ワンランク上のおもてなし。
就職して2年目にレクサスに異動してきました。他のお店とはコンセプトがまったく違うため、富士スピードウエイで2泊3日の研修が行われ、レクサス誕生の経緯から現在に至るまでのブランドストーリーを勉強するとともに、小笠原流礼法の講師を招いて細かな所作やお辞儀の角度、ケースバイケースの話し方などを徹底的に身に付けました。だけどそれは基本中の基本。時には、2時間ほどの待ち時間が発生してしまう点検時にはどんなサービスをすればいいのか、小さなお子様が泣き出した時はどうすれば気を遣わないですむ空気をつくれるのか、何をして差し上げれば喜んでいただけるかを自分で考えて行動するクリエイティブさが現場では必要とされます。簡単なことではありませんが、プライベートにも生かせることなのでぜひ皆さんにも頑張っていただきたいです。
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休日の過ごし方
休みの日はいつもよりもたっぷりと10時間くらい寝ちゃいます。平日も必ず７時間は寝るようにしていますし、私にとって睡眠は必要な時間です。幼い頃から続けているピアノを弾くのも休日の楽しみのひとつ。今でもずっとレッスンに通っているんですが、これからもやめずに続けていきたいと思っています。あとは、たまには料理をしてストレス発散しています。我ながら結構美味しいと思いますよ（笑）。
〔私のエピソード〕
うれしさと不安が入り交じって、とまらなかった涙
中央店はトヨタから数々の受賞経験のある関西エリアの中でも花形のお店なんです。だから、このお店に異動すると決まった時はうれしさと不安な気持ちが入り交じって泣きじゃくりました。新車の取り扱いがメインのお店なので、営業知識がすごく必要になるんですね。私には守口店での営業経験しかなかったので、ここで何台も売っている営業の方々を助けることができるのかすごく不安がありました。けれど、営業スタッフから頼られた時が一番うれしかったですね。これからも、大阪トヨペットならではの「なにわの芸人スタイル」で、アシスタントとしてスタッフとお客様をサポートしていきたいと思っています。